思い出に残る、
家族参加の住まいづくり。

住まいの提案、北海道

HSDESIGNとはオープンハウスを見学したのが縁のはじまり。
打ち合わせから引き渡しまで、一貫して一人の担当者が対応するというスタイルに信頼を抱き、夢を託してみる気になったのだ。

吹き抜けが心地よいオープンリビング。ダイニングとの間仕切りにもなっている飾り棚は、裏側が学習机になっている。

じっくり腰を据えて、理想に叶う住まいをつくりたい。そんなときに出会ったのがHS DESIGNだった。以前は大手ハウスメーカーにも相談したが、伝えたはずの希望がプランに反映されてこないというもどかしさがあった。設計から完成まで社長の城下秀樹さんが責任を持つHS DESIGNのやり方は、Iさんご夫婦、とりわけご主人にはうれしかった。「週末には家族で打ち合わせに行き、細かいところは毎日のように電話やメールでやり取り。気軽に何でも相談できる関係になっていたので、打ち合わせ自体が楽しかったです」。

姉と弟がなかよく収まるハンモック。リビングの延長に子ども部屋があり、遊びのスペースも広々。

自宅から建築現場が近かったこともあり、出勤前にちょくちょく足を運んだ。職人さんたちとも顔なじみになり、快く進捗状況を見せてもらった。「造作家具などこちらで描いた図面をもとに、きちんとした模型を城下さんがつくり、建具屋さんが形にする。住まいづくりに参加するというのは、こんなに楽しいものかと」。

土間を広く取った玄関ホール。床に腰かけて庭を眺めたり、自転車のメンテナンスをしたりと、多機能に使える空間だ。
リビング真上のロフトは子どもたちの遊び場。キッチンからも目が届く。

昨年9月に完成した新居は広い土間玄関とさらし階段、大きな吹き抜けのある2階リビングなど、開放的なつくりだ。お子さんたちの本棚や奥さまのミシン台が一体になったロフト階段、ダイニングとの間仕切りになる学習机など、造作家具にもこだわった。なかでも、コスト削減を兼ねて家族総出で床にキヌカ(自然塗料)を塗ったことは、一生の思い出になるにちがいない。さらに、住んでから気づくちょっとしたことにも、迅速に対応してくれるHS DESIGNとは、これから親しい関係が続いていきそうだ。

キッチンは既製品に収納カウンターをつくり込んだカスタムメイド。
本箱と一体になったロフト階段は自慢のひとつ。左側のカウンターはミシン机にも。
外観はガルバリウム鋼板と塗り壁のコラボレーション。車庫のシャッターはぬくもりのある木製。

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