手稲区 曙の家 版築
手稲区 曙の家 版築工事
版築は以前何度か施工してましてますが今回は
リビングの正面に版築を施工します。
こちらはオーナー様と好みの色を聞いて事前にサンプルを用意
基本グレー系メインで、、、。
地層のような感じで仕上がるのですがそのラインをどうするか??
というところ、、あまり直線的でも、、わざとららしくなっても、、、
この辺りのライン出しと色のトーン決めが ”これが正解”が
無いので難しいところです。
オーナー様横にいますが確認しながら、、、こんな感じでと。
配合をg単位ではかり骨材を混ぜて
下地のバッカーの厚さが5ミリ、10ミリを使い分けてあるのですが。
まず1層目
塗り終わるとバッカーを剥がして
バッカーの厚みが違うのでこのように段差が出来ます。
段差があるところや無いところを作り段差が無いところは層の間を
なんと無く混合して、、、それっぽく見せる。
この間は左官屋さんの腕次第です!
小石を使うのですが、、。
途中混ぜ込んで。
地層のライン側に小石を入れて体積した感じを出します。
途中剣山などでちょっとラインを出してり。
積層の凹凸も結構出てますね。
こんな感じで塗り下げます。
オーナーさんとの話でグレーとピンクが好き!という話が
途中で出て、、、ピンク!!はむずかしですが、、、
差し色で似た色を少し入れ込んだり
ここまでで半日の作業です。
この後乾いてから削り出しをするのでまた違った表情に
なります。
版築はこれという正解がないのでセンスとイメージと職人さんの技術が
必要です。コストはかかりますがワンオフで出来ますよ。
過去の施工例です。